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宇宙飛行士は常に危険と隣り合わせ

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酸素もなく無重力の環境での宇宙飛行士の仕事は、常に危険と隣り合わせにあります。 地球にいる時よりも想定外のことがあまりにも多く、命がけだといっても過言ではないでしょう。

たとえば、放射能や紫外線が飛び交う宇宙空間は、人体の組織にダメージを与えるため、ただそこにいるだけでも危険な場所です。 宇宙で1日に浴びる放射線の量は、地球上の4〜6カ月分に相当します。

NASAでは、宇宙飛行士が浴びる放射線の量を、最初に宇宙に行った年齢や性別によって厳しく管理するルールがあるといいます。 発がんリスクは3%ほど上がるそうです。

また、骨や筋肉は本来重力に逆らって体を支えるためにあるので、重力のない環境で生活を続けると、その役割をなさなくなるために骨密度や筋肉量は信じられないほどの速さで減少していきます。

その結果、骨粗鬆症のリスクが高まります。 これを防ぐため、宇宙飛行士は、1日2時間以上の筋肉に負荷をかけるハードトレーニングをSSIの中で行うことが義務付けられています。

また、無重力空間は想定外の現象も多く発生します。 たとえば、無重力環境においては、水はしたたり落ちるということがありません。 そのまま皮膚に密着したまま全体に広がるという特徴を持っています。

ですから、宇宙服を着たままで、何らかの故障によって水が顔にかかると、顔から離れることなくとどまるので、実に簡単におぼれ死んでしまうといいます。 地球上では信じられないことが宇宙環境では起こりうるのです。

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