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無重力が人間に与える影響は?

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地球に住む私たちは、常に1Gという重力のもとで生活しています。 それが宇宙に出ると無重力状態で過ごすことになります。 そこでは体にどんな変化や影響が起こってくるのでしょう。

まず宇宙に行くと「宇宙酔い」にかかることがあります。 ちょうど乗り物酔いによく似た症状で、頭が痛い、何となくだるい、気分が悪い、ひどくなると嘔吐してしまったりします。

これは、無重力では眼だけの情報に頼るしかありません。 大脳の位置判断がおかしくなるので、無重力空間で、上下の感覚が混乱することによって引き起こされていると考えられます。

地球では、重力があるため、血液やリンパ液などの体液は絶えず下向きに引っ張られています。 ところが無重力状態になると、その重力が働かないため、体液は頭の方に集まってしまいます。

ですから、顔が地上にいる時よりむくんで見えます。 これは「ムーンフェース」と呼ばれている状態で、数日すると人間の体が適応しようとして、体内の血液の量を減少させるため、また元の大きさにもどります。

宇宙にいる間はこれで順応しているのですが、地球へと帰還した時に問題が生じます。 再び重力に引っ張られるので、頭の血液量が少なくなり、失神したりすることがあります。

無重力空間では足を使って移動する必要がないことから、特に足の筋肉が低下します。 ですから宇宙飛行士には、宇宙にいる間定期的に、自転車こぎなどのトレーニングを行うことが義務付けられています。

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