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金星の謎を探る「あかつき」

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金星探査機「あかつき」は2010年5月に種子島宇宙センターから打ち上げられました。 「あかつき」には複数のカメラが搭載されており、金星を探査することにより金星の大気の謎を解明することが目的です。

2010年12月に金星の周回軌道に入る予定でしたが、軌道投入に失敗し、軌道変更によって2015年11月に再び金星に会合する軌道に入っています。 金星は太陽系の中で、太陽からの距離や大きさなどの点で地球に近い惑星と考えられてきました。

ですが、これまでに分かったこととして金星の大気は高温の二酸化炭素に包まれており、地球の大気とは全く異なっています。 また、金星には海はなく、大気も乾燥しています。

金星と地球は同時期に宇宙に誕生したと考えられていますが、その当時に金星にも水があったのか、地表が比較的新しいことから火山活動が起こったと推測されていますが、その場合どのような火山活動があるのか、など未だに解明されていない謎はたくさんあります。

そのため、金星の大気形成を調べ、環境の成り立ちを研究することによって、地球の誕生や気候変動、なぜ地球が生命の星となったのかを探る手がかりになるのではないかと期待されています。

「あかつき」は金星の周囲を楕円形に周回する軌道を想定しています。 楕円軌道を利用して、金星の気象現象や、地表面を広範囲に調べることができます。

また金星の表面を吹き荒れる暴風は、自転速度の60倍に及ぶ風速ですが、その原因はこれまで謎でした。 「あかつき」に搭載された赤外線による観測で、こうした数々の謎を解明する試みがなされています。

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