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月への挑戦「かぐや」

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月周回衛星「かぐや」は2007年9月に打ち上げられた月探査機です。

「かぐや」は主衛星と2機の子衛星で構成され、「かぐや」による月探査の計画をギリシャ神話の月の女神の名前にちなんで「セレーネ計画」と呼ばれています。

計画の主な目的としては、月の起源と進化について解明するためと、将来において月を有効利用するための観測です。

月の起源と進化について、これまで謎とされてきましたが、「かぐや」によって月の表面の元素について、鉱物について、地形、重力場についてなど、様々な観測がされてきました。

また、衛星に搭載された観測機器によってプラズマや電磁場、高エネルギー粒子などの環境計測も行われており、月の起源と将来の可能性についての研究に寄与することが期待されています。

「かぐや」による成果として、クレーターの解析によって水の結晶としての氷がほとんど存在していないことや、月の詳細な地形図を制作したこと、月食が起きた時期には月から見た地球のダイヤモンドリングの撮影を世界初で成功したなどが挙げられます。

「かぐや」が2009年6月に運用を終えるまでの1年半に渡り、月を周回することによって得られた観測結果は数多く、今後の月探査計画への足がかりとなりました。

今後のJAXAの計画として、「かぐや」の後継機を月面に着陸させ、無人探査車を走行させることによる探査計画が立てられています。 自動制御による月探査によって、さらに月への理解が深まることが期待されています。

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