top›「のぞみ」が遺したもの

「のぞみ」が遺したもの

<広告>

<広告>

1998年7月4日、日本初の火星探査機である「のぞみ」がJAXAの前身である宇宙科学研究所によって打ち上げられました。

主な目的としては、火星の地表を探索するのではなく、火星の上空にある大気と太陽から吹き出す高温のプラズマによる相互作用を研究することや、火星の磁場について観測することでした。

火星に到達するまでの軌道として、燃料の消費を節約するスイングバイ形式が採用されました。 スイングバイは惑星の持つ重力と公転運動を利用して、衛星の軌道の向きや速さを変える方法です。

「のぞみ」は月と地球の重力を利用してスイングバイを行いましたが、当初の予想よりスピードが得られなかったことから、軌道修正がなされました。 その結果、燃料が不足し、当初の予定より5年ほど遅く火星に到達するように修正がされました。

ですが、5年余分に宇宙空間を飛行することによって、通信機能の大部分が使用不可能になるほどの故障と、電源系統にも不具合が生じ、火星への衝突を避けるために軌道修正を余儀なくされました。

ですが、「のぞみ」の失敗は次の惑星探査機を改善するための足がかりとなりました。 スイングバイを使った軌道をより有効活用するための技術や、軌道の精密さがより向上し、また遠距離の通信技術を飛躍的に向上させました。

その他にも搭載機器の軽量化や、自律的に判断させるための技術に生かされました。 また「のぞみ」は数多くの科学的観測を行い、地球の電離圏からヘリウム・イオンが予想以上に流れ出しているという発見を遺しました。

<広告>

JAXA就職コラム
JAXAってどういうところ? JAXAへの就職難易度はどのくらい? JAXAの採用倍率はどのくらい? JAXAの偏差値はどのくらい?
JAXAに就職するとの年収はどのくらい? JAXAに就職するにはどんな大学が有利? お金を求めるなら一般企業のほうが良い? JAXAで働くやりがい
JAXAに採用されるまでの流れ 研究開発系について JAXAの採用区分 研究専任系について JAXAの採用区分 経営管理系について JAXAの採用区分
JAXAでは任期付職員の募集もしている JAXAは文系でも就職できる JAXAは中途採用者も募集している JAXAは障害者の募集をすることがある
JAXAの施設は見学することもできる JAXAの歴史 JAXAの長期ビジョン JAXAの宇宙飛行士になるためには?
JAXAは研修が充実している 日本初の人工衛星「おおすみ」 「のぞみ」が遺したもの 夢をのせて帰還した「はやぶさ」
宇宙開発の未来を担う「きぼう」 月への挑戦「かぐや」 超高速インターネット衛星「きずな」 金星の謎を探る「あかつき」
国際社会にけるJAXAの今後 明日を担うJAXAの宇宙教育 進化するH-ⅡAロケット 宇宙を身近に体験できる「筑波宇宙センター」
宇宙科学の研究者が集う「相模原キャンパス」 宇宙飛行士になるための条件とは? 宇宙飛行士も業務によって名称がいろいろある 宇宙飛行士になるための厳しい選抜試験
宇宙飛行士の業務 メガネをかけていたり虫歯だと宇宙飛行士にはなれないの? めちゃくちゃ高い宇宙服のお値段 食堂以上にメニューが豊富な宇宙食
無重力が人間に与える影響は? 宇宙飛行士は常に危険と隣り合わせ 不運な事故で散った宇宙飛行士たち ISS(国際宇宙ステーション)の目的
国連が定めている宇宙法とは? 宇宙で感じる3大ストレス スプートニクショックとは? 宇宙にはじめて行った動物は猿だった?
宇宙エレベーターという発想 地球観測って何?    

<広告>

<広告>